3.免疫とその仕組み

 

次に免疫について説明します。

 免疫とは非自己を識別して効率的に排除する機能のことで、マクロファージ、B細胞、T細胞の3つからなります。マクロファージは血液中で自己でない出所不明の異物をとりこみ破壊し、異物の情報を侵入物質の手がかりとして役立てる働きをします。T細胞にはヘルパーT細胞とキラーT細胞の2つがあり、ヘルパーT細胞はマクロファージからの情報を受け、他の免疫系細胞に活動を呼びかける働きで、キラーT細胞はウイルスに感染した細胞を感知して処分する働きをもっています。これらのT細胞は細胞性免疫といわれます。これに対してB細胞は液性免疫といわれ、ヘルパーT細胞の情報を受け取り、侵入物質に対する抗体を作り出します。こうしたB細胞は記憶細胞となり、また同じ侵入物質がやってきたときのために備えておくことが出来ます。
 ちなみに血清とは既製の抗体を体内に取り入れ、即治療をするもので、ワクチンとは免疫系にウイルスの情報を覚えこませ、感染を予防するものです。

 

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