海辺の村の生活
タイ東部で零細漁民の子供たちへの教育活動をしている女性の話

「魚などの加工会社で働く人の一日の賃金は五十パーツ(三百十円)分でこれは最低賃金法違反です。十四歳くらいから少女たちは働き、母親も工場で働きます。男は建設労働か、船に乗って働くのですが、船に乗れば十日も帰ってきません。子供はほったらかしで、学校に行くお金もないのです。」

この女性が活動する集落はマングローブが申し訳程度に残っている。

「以前はこんなじゃなかったんです。若者は漁をし老人や子供は運がや近くの海で貝やエビなどをとっていました。それで十分だったんです。しかし運河のそばに工場ができ、海辺で観光開発が進み、魚のすみかであるマングローブ林が伐採され、村は自然に依拠した生活ができなくなってしまいました。」