担当教員の一員として

――すごいな、42期生――

中野 信行



2月18日午後10時過ぎ。
正直言って君たち附高生は、42期生の君たちは「すごいな」と思っています。
「食の文化祭」を2日後に迎えた今の偽らざる実感です。
学年末を前にさまざまなレポートや課題を懸命に応えようとしている君たちの姿に、一方では、こういう時期に「食の文化祭」を設定したことを申し訳なく思いつつ、他方では、君たちの活力に敬服と頼もしさを感じています。くれぐれも体調を崩さないように、と願っています。
私事ですが、家庭科総合学習が開始されて4年目の今年度、私も何かさせてもらおうと初めて参加しました。「食」という統一テーマで学習していくことは既に決まっていました。奥村先生と共同して、「食の職」を「聴き出し」「聴き味わい」「聴き浸る」ことを企図しました。他の先生方も、「食」に対してさまざまな視点からアプローチされました。そして、今、君たちの、桝形先生へのレポート、友田先生へのレポートおよび「食の職」インタビュー・レポートを通覧して、何人かの先生と予想以上の出来を喜び合っています。
4月当初には、年度末にこのような「食の文化祭」という形で君たちとの学習が花開くとは、予想しませんでした、少なくとも私は。特に後半は、暗中模索、手探りの状態であったように思います。敏感な君たちはそれを感じ、表明しつつも学ぼうとしてくれました。大きな目的地は定まっているにしても何処を漂っているか定かでない客船に乗っている気持ちになった瞬間があったかもしれません。
「ゼロからの出発」とは、およそ、そのようなものかもしれません。
「食の文化祭」は、「ミニ附高祭」「プレ附高祭」的な意味合いもありますが、「附高祭」と違って先例がないものでした。その点で、君たちと我々担当教員は「産みの苦しみ」とともに「パイオニアの栄光」を味わおうとしている、と思いたい。校内に貼りだしてあるポスターのコピー、
    Is this the start of a new legend?
は、味わうべき意味深長な言葉だと思います。
君たちへの「賛辞」を書きました。残念ながら、一部、自分の力を十分出し切れなかった人達のいたことは否めません。が、そのことについては、前ページ掲載の「食の文化祭」実行委員長、河野飛鳥君の文章に十分、意が尽くされていると思います。いい表現だと思いました。乞う再読。
河野君だけでなく、一人一人名前を挙げることはできませんが、数多くの「リーダー・シップ」を発揮した人の顔を思い浮かべています。来年度の附高祭に今回の体験が大いに生かされるように祈念しています。
末筆ながら、「食の職」インタビューに応じて下さいました方々に深謝申し上げます。

 

平成10年度(1998年度)家庭科総合学習「食の文化祭」への足跡

授業月日1・2限3・4限1・2限3・4限
1 組3 組2 組4 組
14月18日オリエンテーションオリエンテーション
2
 
5月02日 メール交換の方法
(友田)
調理実習ピタパン
(田中・山田)
3
 
5月16日 食とタブー1
(桝形)
メール交換の方法
(友田)
4
 
6月06日 調理実習ピタパン
(田中・山田)
インターネットを検索する
(友田)
5
 
6月20日 インターネットを検索する
(友田)
食とタブー1
(桝形)
6
 
9月05日 貿易ゲーム
(治部・伊井)
食の職1
(中野・奥村)
7
 
10月17日 調理実習・廻鍋肉と餅
(田中・山田)
食とタブー2
(桝形)
8
 
10月31日 食とタブー2
(桝形)
調理実習・廻鍋肉と餅
(田中・山田)  
9
 
11月07日 食の職1
(中野・奥村)
貿易ゲーム
(治部・伊井)
1011月21日発表準備発表準備
1112月05日発表準備発表準備
121月16日発表準備発表準備
131月30日発表準備発表準備
14
 
2月20日
食 の 文 化 祭


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