たい焼き屋のおじさんに聞く

2年2組3班(インタビュアー−楠岡良子)


(聞)
今日は、石橋駅近くのたい焼き屋さんにお邪魔しています。
いつからやってらっしゃるんですか?
(お)
昭和59年からやったと思うわ。君ら何年生まれ?
(聞)
56年です。
(お)
じゃぁちょうど位やなぁ。よちよち歩きの時かな。
(聞)
どうして今の仕事をしようと思ったのですか?
(お)
きっかけとかいわなきゃならんの?サラリーマンが嫌やったからな。
ほんでうちの家系は「商人」の家系やったから。わしは商売あまり好かんけど。
(聞)
今までこの仕事をやってきて、もっとも嬉しかったことは何ですか?
(お)
学生さんが卒業した後に成人してもう一度来てくれたり、有名になってもう一度来てくれるのがめっちゃ嬉しいね。「大鳥れい」ゆうてね。宝塚の花組のトップやってる人もうちによく来てくれてたんよ。この前も年賀状くれたし。(ここで年賀状を見せていただいた。)
(聞)
では、気分の悪い思いをしたことはなかったですか?
(お)
ぎょうさんあるけど、そんなこと言ってたら、商売ダメんなるしね。
(聞)
どんなお客さんが多いんですか?
(お)
学生と他の人が半々やね。そのうちでも女性が多いね、うん。
(聞)
利用客の態度で気が付くことはありますか?
(お)
男の子はちょっと行儀が悪いね。まぁ行儀ってもんは自然にでるもんやけど。
(聞)
仕事を通して何か思うことはありますか?
(お)
まぁ昔はお金がなかったから、私らが学生の時は三人くらいでお金を出し合って、一つのたい焼きを買って三つにわけて食べたりとかしてたけど、今は三人くらいで来てて、そのうち一人だけがたい焼きを買ってくことがあるけど、他の二人のことを考えんと買ってるやろ?みんな誰しもお腹が減ってるんやから他の人のことも考えておごってあげるとか、わけてあげるとかすればいいのにな。思いやる心が大事やと思う。時代が変わったって言うたらおしまいやけどね。古い考えやって言われるかもしれんけどね。
(聞)
仕事の中で気遣っていることは何ですか?
(お)
出来立ての暖かいのを出すことやね。一回買ってもらった後で「この前のたい焼き冷えてた。」とか言われるのはとても嫌や。
(聞)
お店のおやすみはいつなんですか?
(お)
月曜やね。その後休みの日は何してるんかって聞くんやろ。
(聞)
そうです(図星)。
(お)
母さんは家の仕事やってて、わしは尼崎の杭瀬にあるアーバンていう健康ランドによく行くね。そこで仕事の疲れを全部流すねん。そこの健康ランドで知らない人と話すのが楽しいね。
(聞)
趣味は何ですか?
(お)
まぁ温泉に行くことやね。泊まりがけで行くことはないけど。
(聞)
家族構成は?
(お)
このお母さんと娘が二人居る。二人ともこの商売が好きではないらしいけど。
(聞)
最後にこの店の目玉メニューを教えてください。
(お)
冬はやっぱりあんこのたい焼きやね。チョコとかクリームとかあるけど、やっぱり普通のたい焼きを食べて欲しいね。まぁチーズポテトが一番売れるけど。ミックスも最近やり始めてん。後、うちの自慢は安いことやね。一個70円ってあまりないやろ、他に。70円より安い所あったら教えて。
(聞)
ありがとうございました。
(お)
返事がお粗末でごめんね。


(感想)
インタビューの途中にもお客さんがよく来ていた。常連さんが多いようだ。とても明るいおじさんだった。よく逆にインタビューされてしまった。